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last updated: 2011/11/03
                                 
精神科医としてのホンネを伝えます。
精神科の病気について、とてもわかりやすく説明します。たとえば、「うつ病」を簡単に説明すると、それは心にゆとりがなくなった 「いっぱいいっぱいの状態」 です。どうしてそうなるのかも簡潔明瞭に説明します。もちろん治し方なども明快に説明します。
ただし、今までどの本(どのサイト)にも書かれていないような内容です。このサイトを見れば、今までの 「統合失調症」 や 「うつ病」 の説明がいったい何だったんだろう?!と、 「目からウロコ」 の体験をされるでしょう。
「統合失調症」 を簡単に説明すると、それは周囲の評価を気にしすぎるあまりに自分のペースを失くし  「どうしようどうしよう」 と浮き足だち、パニクった状態 のことです。どうしてそんな状態に人は陥ってしまうのか、どうしたらその状態をのりこえられるのか、などを説明します。
「自殺」 といえばまず「統合失調症」を疑うべきです。 「うつ病」による自殺 は考えにくいことを説明します。
興味がありましたら、続きをお読みください。

※ なお、私の論文 「統合失調症とうつ病の新たな診断基準および適切な治療指針づくりの試み」が、 Pharma Medica (ファルマメディカ) 2007年7月号 (メディカルレビュー社刊)に載りました。 (2007/08/01追記)

また、「統合失調症」と「うつ病」の本質を探るなかで、新たに 
「脆弱脳症候群」 と呼べる病態(病気の状態)が存在することがわかってきました。前頭葉以外の部分の大脳萎縮があり、脳波異常が認められ、抗てんかん薬がとてもよく効きます。
※ なお、脆弱脳症候群(Fragile Brain Syndrome、仮称)に関する論文は、2009年に日本精神神経学雑誌に投稿しました。(もちろん、「根拠がない」ということで、受理されませんでした(笑)・・・)(2009/09/15追記)
※ ボツになった学会投稿論文を書き直した、私の最新の論文 「精神疾患概念を再構築する試み;疾患の細分類化に代わる,脳機能異常発現プロセス概念の導入」が、Pharma Medica (ファルマメディカ) 2011年10月号 (メディカルレビュー社刊)に載りました。(2011/11/03追記)

論文をひとつ書き終えたところで、今後再びこのHPの更新を再開していきます。

うつ病とは?
うつ病は 「生活習慣病」 です。
いつも構えていて、気負いがあって、つい頑張ってしまって、そして、電池切れ状態になってしまいます。けれども、いつもいつも元気がないのではなくて、ときどき妙に元気になってテンションが高くなったり、ときどきいっぱいいっぱいの状態になってへこたれたりします。
でも、統合失調症とは違って前向きだから、自殺はあまり考えません。
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統合失調症とは?
統合失調症は、実は 「うつ病」 よりも多いこころの病気なのです。
日本でも欧米でも今すごく増えてきています。周りのペースについていけないという気持ちをいだき続けていると、統合失調症になってしまいます。
無力感が生まれ、将来に対する閉塞感が生まれ、その結果として、やる気がなくなり、まわりとコミュニケーションをとることがうまくいかなくなり、後ろ向きの気持ちが強まり、情緒が不安定になります。消えてなくなりたいという気持ちが強まります。また、どうしようどうしようと浮き足だち、パニくる状態が生まれます。これが統合失調症の基本の症状です。人が 「自殺」 や 「蒸発」 を考えるときは統合失調症になっていると考えるべきです。(旧来の陽性症状・陰性症状という説明は無意味です。)
統合失調症でときどきみられる 「幻覚」 や 「妄想」、あるいは 「激しい興奮」 は、ずっとあとの段階で現われる症状です。統合失調症のなかでは基本の症状だけのものが圧倒的に高い比率を占めています。
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うつ病と統合失調症は誤診されやすい!
死にたくなるのは「うつ病」だから? 子供の不登校は「うつ病」なの? 人口の0.8%程度しか「統合失調症」にはならないの?
今まで信じられてきた「常識」があります。それは「常識」ゆえに、誰も疑ったりせず、権威ある専門家たちの経験・調査などに基づく規定の事実として、いろいろな議論の出発点・土台となってきました。
でも、ホントなのか?
実はホントではないのです。わかりやすく対比してみたのが、うつ病と統合失調症の比較のページです。
           うつ病と統合失調症の比較ページへ…                        
うつ病と統合失調症以外にも、「こころの病気」の種類はたくさんある?
ICD−10(世界保健機構WHOの疾患国際分類)やDSM-4(アメリカ精神医学会の精神疾患分類)には、「こころの病気」の種類が100以上もあって、細かく分類されています。
うつ病(国際分類などでいう 「単極性感情障害・気分障害」 にあたる)、統合失調症のほかにまだ100種類以上もあります。
そんなにたくさんのこころの病気の種類がホントにある?
いえいえ、これらの分類は ”人為的” に病気を細分化 (統計処理に用いるため、と称していますが…) しているだけです。実際の病気の種類が、そのようにどんどん増えていってるわけではありません。
※ そのほかに、各医者が自分勝手に新しい病気を見つけたといっては「○○症候群」「××症候群」という新病名を作り出しているため、世の中の「精神疾患」の種類(名称)は、数え切れないほどあります。

ここでは、そのうちの主ないくつかの病名(障害名)について、説明します。
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  ☆ 現在のコンテンツ…
     (1)認知症 
     (2)依存性(人格障害)
     (3)SAD(社会不安障害 Social Anxiety Disorder)
     (4)NEET(ニート Not in Employment, Education, Training)
     (5)睡眠時無呼吸(Sleep Apnea)
     (6)ADD/ADHD(注意欠陥/多動性障害 Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)
    どんどん増えます(^-^)v
自殺願望(希死念慮)・蒸発願望・ホームシックなどは、実は「消えてなくなりたい」あるいは「逃げ出したい」気持ちということで共通の心理!
自殺願望や蒸発願望が統合失調症の重要な症状の1つであることを説明してあります。
また、ホームシック(単なる「郷愁」ではなくて)も、統合失調症によくみられる症状であることから、自殺願望などとの類似点を説明します。
           自殺願望・ホームシックのページへ…
不登校はうつ病? 統合失調症!
近頃はあまり表面だっては問題にされなくなってきた感のある 「不登校」 です。なんとなく不登校の輪郭が見えてきたということなのでしょうか?
けれども、不登校の場合、その基礎疾患として 「統合失調症」 がいちばん疑われること、そのメカニズム、解決策を説明します。
           
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こころの病気に関連する最新の話題にコメントします!
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よもやま話のページ
診療にまつわるよもやま話を載せています。
こころの病気一般の診療は、どのようにしてわたしは行っているのか?
どのようにして精神科医は自分の知識を深めていけばいいのだろうか?
などなど…
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関連のリンク集
わたしと関連のあるホームページにリンクしてます。
こころのクリニック関連のリンクはこれから充実させていきます。待っててください。
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脆弱脳症候群
精神疾患に関する最新の考え方をお伝えします。
それが、
Fragile Brain Syndrome(仮称)という考え方です。
このページは必読です!!
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