【No.358】 Re^3: 統合失調症
naoto 16/06/22(水) 00:05
う〜ん…
情報がやはり少ないようなので、うまく答えられるかわかりませんが、少なくともゾニサミドとイーケプラ、マイスタンは、震えの症状とは無関係でしょう。これらの抗てんかん薬は、主治医が脳波検査の所見や過去の病状からみて必要と考えているに違いありません。
インプロメンとエビリファイが抗精神病薬で、錐体外路症状という「震え」などの副作用が生じる可能性がある薬剤です。
しかし、主治医がおっしゃる通り、緊張からも「震え」は生じることがあります。

これらは、あなたの文面だけから想像されるいくつかの「可能性」のうちの一部であり、いずれなのか、あるいは、どちらでもないのか、断言はできません。
私がじかに診て確認するわけにはいかないので、こういう場合は「セカンド・オピニオン」という方法で、近くの精神科を受診して、他のドクターの意見を聞いてみるのが一番いいのではないでしょうか。
その際は、主治医から「診療情報提供書」を書いてもらって持参するのがいいと思います。

主治医があなたの病気の治療上どうしても必要な薬を処方しているならば、安易に薬を調整・減量するわけにいきませんが、副作用を止める薬剤の併用を勧めてくれるかもしれません。(もっとも慎重に投与しなければ、副作用止めの薬剤により新たな副作用が生じる危険性もあります)
緊張によるものであれば、副作用止めの薬の追加ではなく、緊張をとる絣の併用を勧めてくれるかもしれません。
抗精神病薬の減量を勧めてくれるかもしれません。
(案外、あなたの病状が一番悪かった当時の記憶・印象が主治医にとってはとても強くて、減量に尻込みし消極的になっているのかもしれません。→ これは、私自身もよく経験することで、他院を受診して薬剤調整(減薬)を敢行され、結果的にそれがうまくいった、という患者例を経験することがあります。もちろん、減薬で病状が悪化して、私が改めて再増薬をしなければならなかった、という例も比較的たくさん経験しますが…)

あなたが現状に薬物治療に苦痛を感じているならば、セカンド・オピニオンという形で他の精神科医の意見を聞いてみるのも、選択肢の一つです。あなたの信頼に足る主治医であれば、きっと診療情報提供書を書いてくれると思います。


> 症状は1年半くらい前からです。
> 顔に全体的な小刻みな震えがあり、上半身のみの震えです。
> 仕事はしていません。
> 家にこもりがちで一人暮らしです。一人でいるときでも症状が出ますし、人と話をするときでも症状が出ます。
> 幻聴げんしはこれといったものは特に今は感じられませんん。
>
>
>
> > 情報量が少ないので、何とも言えないです。
> > いつからどのような症状が出て通院を始めたのでしょうか。
> > いつ頃から「震え」が生じたのでしょうか。
> > どのような「震え」なのでしょうか。どのようなときに出現するのか、強まるのか。全身の震えなのか、右手だけとか体の一部分の震えなのか。
> >
> > また、現在「震え」のほかに、どのような症状があるのでしょうか。お仕事はされていますか。引きこもりとか情緒不安定とか、幻聴・幻視などの有無とか。
> >
> > そのような情報も教えてくれませんか。
> > よろしくお願いいたします。
> >
> >
> > > 統合失調症と診断され現在、心療内科に通っている40前半の男性です。薬はゾニサミド100MG1錠朝夕、イーケプラ500MG朝夕2錠、インプロメロン3MG2錠エビリファイ12MG2錠マイスタン10MG2錠を寝る前に飲んでいます。あと毎食後ロラゼバム0.5MGも飲んでいます。。
> > > 先生からは緊張からくるものでしょうとしか言われず、それで診察は終わってしまいます。しかし、顔面の震えや歯のカチカチカタカタしてしまう行為、手が震えてしまう行為はまったくよくなりません。先生に薬の副作用だと思うから薬を変えてほしい、やめてほしいといっても聞く耳持たずの状態です。特に、上記の、ゾニサミドとイーケプラインプロメンは絶対にやめてはくれません。
> > > この震えのため、ちょっとコンビニに買い物に行くのでさえためらってしまうようになってしまいました。この震えさえ収まれば今の先生とは長い(平成13年からの)付き合いなのでいまさら病院をできれば変えたくありません。
> > > 何とかならないものでしょうか?